杉板の特徴は、耐久性に優れている事
外壁に日本風でナチュラルな雰囲気を引き出してくれるのが、杉板です。
杉板は自然素材ですので、1枚1枚木目が異なるのが嫌だという方もいますが、その違いが本物さを引き出して独特の雰囲気を引き出してくれます。
木材ですが耐久性が高い木材ですので、外部に使う事に適しています。
杉板の取り扱いの注意点
杉板は自然木材ですので、様々な取り扱いの注意点があります。
・表面に塗装を施さなくてはいけない
杉板を外壁に使う際は、表面等に塗装の処理を行わなければなりません。杉板の呼吸を妨げないよう、浸透性保護塗料を使う事をオススメします。
大事なのは、表面だけじゃなく裏面や小口にもしっかり塗装をしなければならない事です。小口に塗装処理をする事で、反りを少なくさせる事が出来ます。
また、杉板劣化防止にも役立つので、杉板全ての面に塗装処理を行います。
・防水シートを必ず下地に張る
防水効果と湿度調整効果の為に、防水シートを下地に張ります。
・張る前必ず仮並べを行う
天然木なので、1枚ごとに色合いや木目が異なるので、張る前には必ず仮並べをしましょう。
1枚1枚いきなり張ると、色合いにムラがでてしまいカッコ悪くさせてしまう事があります。
・軟らかいので取り扱いには注意
杉板は柔らかい材料ですので、破損しやすい材料です。
その為、取り扱いには十分に気を付けて行いましょう。
・杉板を外壁に使う際は軒の出を出す
杉板は耐候性が高いですが、雨には弱いです。
雨に当たった途端腐ると言われており、塗装を施しても極力雨が当たらないようにしなければなりません。
その為、必ず軒の出を出して雨水を杉板に当てないようにしましょう。
・水切りを付ける
下部に水切りを付ける事で、上手く雨水を切る事が出来て腐蝕防止に役立てる事が出来ます。
杉板を外壁に使うなら業者選びはとても重要です
杉板は外部に使う事に向いている木材ですので、扱い方さえ間違わなければ快適な外壁にする事が出来ます。
けれども、木の素材の知識と外壁に関する知識、両方持っている信頼できる業者に仕事は依頼すべきです。
可能で有れば、全国展開している大手では無く、地元で評判の会社さんに依頼をされるのがおすすめ致します。