玄関が狭い場合のリフォームは、玄関を広くする為に増築をしてしまうと基礎から費用が掛かってしまいますので、オススメできません。
面積的に広くする上で1番最適なのが、玄関ホールの面積を削って広くする方法が一般的です。
玄関が狭い時に広く見せるリフォームポイント
一般的に言われる広い玄関とは、玄関のタイル部分が2帖以上ある事を指します。
狭いと思われる一般的な玄関の大きさは1帖程度ですので、2倍に広くする事が可能となります。
一般的な玄関ホールでは、900㎜狭くなってしまう計算となります。その狭さでもホールに窮屈さが出ない場合は450㎜狭くして玄関スペースを広げると良いでしょう。
玄関を広げられない時には広く見せるコツがあります
このようにリフォームできる場合は良いですが、ホールの木製建具などの位置関係により、ホール側に玄関の面積を広げる事が出来ない場合もございます。
そのような場合は、残念ながらリフォームで広くする事は難しくなります。その際の、玄関を広く見せるコツを、ご紹介します。
下駄箱を20cm程浮かせて取り付ける
狭い玄関では、下駄箱を玄関に床に直で置いてしまうと、狭さが如実に出てしまいます。 20cm程浮かせて下駄箱を設置させる事で、空間の広さを感じる事が出来ますので、オススメです。
玄関の床、壁、天井を白色にする
白い色合いは空間を広くさせてくれますので、狭い玄関も広く見えるようになります。
玄関だけでなくホールの色合いも白に統一すると、同じ空間の広さなのに空間を広く見せる事が出来ます。
下駄箱などの備品も全て白にすると、更に空間の広さを発揮させます。
大きな鏡を設置する
大きな鏡を設置すると、鏡に映った分も区間スペースとして見える様になり、その分大きさ差を引き出す事が出来ます。
壁や下駄箱の扉などに、大きな鏡を付けましょう。急に広い空間に、早変わりさせてくれます。
このように、玄関自体の面積は変わらなくても、色や反射の効果により広い空間に見せる事も可能です。