マンションの外壁は、通常のタイルか吹付けタイルを採用する場合が大半です。
タイルと吹付けタイルは非常に名称が似ていますが、全く違う材料です。
今回はそう言った、それぞれの素材の特徴とこの2つの違いについて、ご紹介いたします。
タイルと吹付けタイルそれぞれの違い
・タイル
タイルは、文字通り石材や磁器質タイルを張るお馴染みのタイルです。
・吹付けタイル
吹付けタイルというのは、塗装工事でありコンプレッサーにて玉模様を吹付ける塗装です。合成樹脂とモルタル等を混ぜわせた素材を用いて、吹付けて建物をすっぽり覆う塗装方法です。
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タイルと吹付けタイルの見た目・コスト比較!
見た目は、タイル貼りの方が断然豪華さが引き立ちます。
タイルは、1枚1枚丁寧に焼かれた材料であり、経年により味が出てきます。マンションの価値が、グッと上がります。
吹付けタイルの場合は塗装ですので、汚れが付きやすいのが大きな難点です。
また、地震や劣化によりひび割れが出てくる事が多く、定期的なメンテナンスが必要となります。タイル貼りに比べると、豪華さが欠けてしまいます。
コストの面では、吹付けタイルは塗装工事なのでお安く済みます。
メンテナンスに費用がかかってしまいますが、トータルしても吹付けタイルの方が安価になります。
タイル工事は、1枚1枚手間を掛けて張り進めていくので、どうしてもコスト大になってしまいます。
タイルと吹きつけタイルの耐久性はどう違うの?
耐久性は、タイル貼りの方が耐久性が高く強度も高くする事が出来ます。
タイルの厚みがある分、建物を分厚い物でスッポリ覆うのと同じ事になるので、建物が丈夫になります。
タイル工事は、施工がしっかりされていないと、タイルが剥がれたり落下してしまう事があります。このような状態のタイル外壁であれば、多少のメンテナンスがかかってしまいます。
タイルが落下して第三者にけがをさせてしまうケースもありますので、定期的な点検が必要となります。
吹付けタイルは、玉模様の吹付けタイルであっても塗膜は薄いので、タイルに比べると耐久性に欠けてしまいます。
また、クラックが出来やすいので、放っておくと雨漏りに繋げてしまう事があります。定期的な点検と、定期的なメンテナンスが必要となります。
こういった事を踏まえると、マンションの外壁は、吹付けタイルよりもタイル貼りの方が向いていると言えるでしょう。
吹付けタイルの外壁であっても、定期的なメンテナンスを行えば問題はありません。